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昨日の記事で、ここ5年間のインプットをダイジェストにまとめた。
改めて羅列してみると…
■2014年
オランダ イエナプラン教育

■2015年
ファシリテーター基礎講座

■2016年
非構成的エンカウンター
構成的エンカウンター
教育カウンセラー基礎講座&養成講座(初級)
子供支援者養成講座

■2017年
アドラー心理学:育児学習パッセージ
メンター制度講師トレーニング
LPL養成講座11期
しあわせ講座
コンステレーション

■2018年
胎内記憶教育基礎講座
思風塾(感性論哲学)
修復的対話の進行役養成セミナー
プロセス指向心理学:アーノルド・ミンデル氏来日講座
LPL養成講座12期

…と、まぁザッと見ただけでも、なかなか吐き気がしてくるほどの情報量。よほどお腹がすいていたのか?食べ過ぎだわ。これでは、消化しきれなくて当然だし、糸が絡まってしまうのも客観的に見るとよく分かる。

すべての行動には目的がある

「すべての行動には目的がある」と言ったのはアドラー。人が起こす行動には、必ずや“目的”があります。その目的がたとえ自分の意識に登ってないとしても、潜在意識(無意識)の中には目的があります。
当然、私がこれだけのことを習得しようと、次から次へと学びの欲求を満たしていたことにも目的があります。しかし目先のことばかりに夢中になっていると、真の目的を見失ってしまう。
私はビビっと来たものに飛びつくように学習を続け、走り続けてきましたが、ではその「ビビッ」とは、どこの何に触れて反応するのか。これこそが、真の目的を探求する糸口。

これを整理しようと思ったきっかけは、一般社団法人の案内資料作成をしている時のこと。自分のメッセージとしていること、そしてやろうとしていることに微妙なズレが生じてきていました。メッセージしたいことや成し得たいことと、実際に具現化してやろうとしていることの違い。ここに違いが生じると、伝わるメッセージが異なってしまう。また自分の軸としてもブレてしまう。今、立ち上げたばかりだからこそ、ブレない軸を明確にしておかないと、後々が大変なことになると気づいたのです。

アレもやりたい、コレもやりたい…その糸を辿った元はどこに繋がっているのか。どんな想いがあるのか。「やりたい」と思うということは、私の目的を達成してくれる価値が、その学びにはあるから学習してきたわけです。しかし、やりたい「こと」ばかりに目が向いてしまって、根源の目的が見えなくなっていました。このまま続けると、そのままインプットばかりを続けて、セミナージプシーになります。すべては【なんのために?】を問うことが重要。

昨日の記事の中では、「ファシリテーターになりたかったんだ!」というところにビビッと来て、そこから次々に学習の間口を拡げていきました。「ファシリテーターになる」というのは、単に職業でしかない。【なんのためにファシリテーターになりたいのか?】こそが大事なわけであります。

整理整頓には【マインドマップ】がGood

頭の中でグチャグチャしているものを、書き出すにはいろんな方法がありますが、私はマインドマップが一番シックリきます。マインドマップは頭の中で起こっていること(思考・発想など)を目に見えるようにした思考ツールのこと。私自身あまり文章が得意ではなく(ブログ長いくせに)、ビジュアル化することが得意なので、マインドマップで書くと整理もされるし、全体像として俯瞰して見れるので適しています。

次の扉が開かれた

これまでの学びを集約し、マインドマップを使って整理をしてみたところ、自分の目的を達成するために一人では不可能ということに気づきました。なぜなら、あまりにも目的が大きすぎる…。このマインドマップの枝の先端にあるのが「やりたいこと」なんですが、やっぱり何度見ても多すぎる…。全部を習得して、それを自分が伝えていこうと思っていたのですが、いつまで経ってもこれじゃたどり着かないことを、まじまじと感じました。
ともなれば、どうするかって?
それは【仲間を集う】です。その分野の専門家にお願いできるところはお願いすること。人の力を借りる部分です。人のお力を借りられれば、達成し得ると考えました。
その発想へと転換をしたとき、「あ、そうか!いろんな専門家に出逢うために、あちこちに顔を出していたのだ。」と、これまでの自分の行動と目的が繋がったのです。合点、納得。

自分の得意技と気質を活かす

私は前々から仕事のスタイルについて悩んでいました。《専門家》にとても憧れるけど、《専門家》にはなれない気質。私の得意技は《専門家を集めて、コーディネートする》こと。だからイベントディレクターという職業が向いていた。照明さんとか音響さんにはなれなかった。なぜなら、専門性を追求することが苦手だから(笑)プロジェクトを遂行するにあたって専門家を集めて、全体を目的(プロジェクト成功)に向かって引っ張っていくということがとても得意。だからファシリテーターにもなりたいんだな。集団を目的へ導くということが性に合っている。
飽きやすく、集中力がなく、気が散りやすく、すぐ他へ興味が移ってしまう私の性格。どこかそんな自分を「ダメな人」とし、専門家になれる人に憧れを抱いていた。だから、専門家になれるかも‥と勉強もそれなりにするの。でも結局、深掘りして専門性を追求するところまで出来ないの‥飽きちゃうから(笑)
どっちが良くて、どっちが悪いんじゃない。これは特性であり、気質であり、向き・不向きであるから。それが個性なわけで、自分の個性を受け入れれば、自分の役割が自ずと見えてくる。ずっと「専門家にならなきゃ」と思っていたから、自分の役割が見えてこなかったようだ。私は《専門家を集めて、コーディネートする》ことが得意技で、そのための能力として「コミュニケーション力が高い」という力が備わっている。私の個性の活かしどころは、コミュニケーションで繋いで、大きな目的を達成することなんだな‥と考えるようになった。

ここ数ヶ月のグチャグチャが、なんとまぁスッキリしたことか。まだ細かいところまで整理しきれていないけれど、軸は決まったし、向かう方向が明確になったので、コツコツとあとは続けるだけ。
繋げていくことを楽しみながら、私コーディネートの世界を創り出そうと思う。ようやく前に進めそう。

Written by まついゆか

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https://yuka8.com/wp-content/uploads/2018/04/c5b017b843f86229ee256b6a11965aa4_s.jpghttps://yuka8.com/wp-content/uploads/2018/04/c5b017b843f86229ee256b6a11965aa4_s-150x150.jpgまつい ゆか學|Learn綴|Blog昨日の記事で、ここ5年間のインプットをダイジェストにまとめた。 改めて羅列してみると… ■2014年 オランダ イエナプラン教育 ■2015年 ファシリテーター基礎講座 ■2016年 非構成的エンカウンター 構成的エンカウンター 教育カウンセラー基礎講座&養成講座(初級) 子供支援者養成講座 ■2017年 アドラー心理学:育児学習パッセージ メンター制度講師トレーニング LPL養成講座11期 しあわせ講座 コンステレーション ■2018年 胎内記憶教育基礎講座 思風塾(感性論哲学) 修復的対話の進行役養成セミナー プロセス指向心理学:アーノルド・ミンデル氏来日講座 LPL養成講座12期 …と、まぁザッと見ただけでも、なかなか吐き気がしてくるほどの情報量。よほどお腹がすいていたのか?食べ過ぎだわ。これでは、消化しきれなくて当然だし、糸が絡まってしまうのも客観的に見るとよく分かる。 すべての行動には目的がある 「すべての行動には目的がある」と言ったのはアドラー。人が起こす行動には、必ずや“目的”があります。その目的がたとえ自分の意識に登ってないとしても、潜在意識(無意識)の中には目的があります。 当然、私がこれだけのことを習得しようと、次から次へと学びの欲求を満たしていたことにも目的があります。しかし目先のことばかりに夢中になっていると、真の目的を見失ってしまう。 私はビビっと来たものに飛びつくように学習を続け、走り続けてきましたが、ではその「ビビッ」とは、どこの何に触れて反応するのか。これこそが、真の目的を探求する糸口。 これを整理しようと思ったきっかけは、一般社団法人の案内資料作成をしている時のこと。自分のメッセージとしていること、そしてやろうとしていることに微妙なズレが生じてきていました。メッセージしたいことや成し得たいことと、実際に具現化してやろうとしていることの違い。ここに違いが生じると、伝わるメッセージが異なってしまう。また自分の軸としてもブレてしまう。今、立ち上げたばかりだからこそ、ブレない軸を明確にしておかないと、後々が大変なことになると気づいたのです。 アレもやりたい、コレもやりたい…その糸を辿った元はどこに繋がっているのか。どんな想いがあるのか。「やりたい」と思うということは、私の目的を達成してくれる価値が、その学びにはあるから学習してきたわけです。しかし、やりたい「こと」ばかりに目が向いてしまって、根源の目的が見えなくなっていました。このまま続けると、そのままインプットばかりを続けて、セミナージプシーになります。すべては【なんのために?】を問うことが重要。 昨日の記事の中では、「ファシリテーターになりたかったんだ!」というところにビビッと来て、そこから次々に学習の間口を拡げていきました。「ファシリテーターになる」というのは、単に職業でしかない。【なんのためにファシリテーターになりたいのか?】こそが大事なわけであります。 整理整頓には【マインドマップ】がGood 頭の中でグチャグチャしているものを、書き出すにはいろんな方法がありますが、私はマインドマップが一番シックリきます。マインドマップは頭の中で起こっていること(思考・発想など)を目に見えるようにした思考ツールのこと。私自身あまり文章が得意ではなく(ブログ長いくせに)、ビジュアル化することが得意なので、マインドマップで書くと整理もされるし、全体像として俯瞰して見れるので適しています。 次の扉が開かれた これまでの学びを集約し、マインドマップを使って整理をしてみたところ、自分の目的を達成するために一人では不可能ということに気づきました。なぜなら、あまりにも目的が大きすぎる…。このマインドマップの枝の先端にあるのが「やりたいこと」なんですが、やっぱり何度見ても多すぎる…。全部を習得して、それを自分が伝えていこうと思っていたのですが、いつまで経ってもこれじゃたどり着かないことを、まじまじと感じました。 ともなれば、どうするかって? それは【仲間を集う】です。その分野の専門家にお願いできるところはお願いすること。人の力を借りる部分です。人のお力を借りられれば、達成し得ると考えました。 その発想へと転換をしたとき、「あ、そうか!いろんな専門家に出逢うために、あちこちに顔を出していたのだ。」と、これまでの自分の行動と目的が繋がったのです。合点、納得。 自分の得意技と気質を活かす 私は前々から仕事のスタイルについて悩んでいました。《専門家》にとても憧れるけど、《専門家》にはなれない気質。私の得意技は《専門家を集めて、コーディネートする》こと。だからイベントディレクターという職業が向いていた。照明さんとか音響さんにはなれなかった。なぜなら、専門性を追求することが苦手だから(笑)プロジェクトを遂行するにあたって専門家を集めて、全体を目的(プロジェクト成功)に向かって引っ張っていくということがとても得意。だからファシリテーターにもなりたいんだな。集団を目的へ導くということが性に合っている。 飽きやすく、集中力がなく、気が散りやすく、すぐ他へ興味が移ってしまう私の性格。どこかそんな自分を「ダメな人」とし、専門家になれる人に憧れを抱いていた。だから、専門家になれるかも‥と勉強もそれなりにするの。でも結局、深掘りして専門性を追求するところまで出来ないの‥飽きちゃうから(笑) どっちが良くて、どっちが悪いんじゃない。これは特性であり、気質であり、向き・不向きであるから。それが個性なわけで、自分の個性を受け入れれば、自分の役割が自ずと見えてくる。ずっと「専門家にならなきゃ」と思っていたから、自分の役割が見えてこなかったようだ。私は《専門家を集めて、コーディネートする》ことが得意技で、そのための能力として「コミュニケーション力が高い」という力が備わっている。私の個性の活かしどころは、コミュニケーションで繋いで、大きな目的を達成することなんだな‥と考えるようになった。 ここ数ヶ月のグチャグチャが、なんとまぁスッキリしたことか。まだ細かいところまで整理しきれていないけれど、軸は決まったし、向かう方向が明確になったので、コツコツとあとは続けるだけ。 繋げていくことを楽しみながら、私コーディネートの世界を創り出そうと思う。ようやく前に進めそう。 Written by まついゆか心の対話ファシリテーター|企業研修講師|実現プロデューサー まついゆか 公式ブログ