“ケンカ”(対立)こそが関係を深めるとき!シリーズ③
これまでのシリーズはコチラから↓
シリーズ①:“ケンカ”が勃発するワケ
シリーズ②:“ケンカ”の表現方法
さてさて、シリーズ③は
【“ケンカ”のキーポイントは〈心の傷〉】
“ケンカ”って気力・体力を使うから
お互いにとても疲れるし、無言派は無言派で、
不完全燃焼なモヤモヤがずーーっと続く。
当然お互いが嫌な気分になるわよね。
(“無言派”についてはシリーズ②をチェック)
“ケンカ”した後って、
「こんなこと、したいわけじゃないのに…」
とか、「本当は仲良くしたいのに…」とか
思いません?
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ということは、〈“ケンカ”という手段〉を
取りたいわけではなく、
本当は別の方法で
相手と仲良くなれたらベスト!!!
ってことよね。
第1弾でお伝えしたように、
“ケンカ”というのは
〈自分の正しさを主張しあった対立〉だから、
まずは“自分の正しさ”ってものが、
そこには存在している。
じゃ、その“自分の正しさ”というのは
何かというと…
〈自分の価値観〉と“ほぼ”イコールね。
この“ほぼ”ってところがミソ。
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〈自分の価値観〉は自分が生きてきた中で
身についた物事に対する見方や解釈。
そこに「私の価値観が正しい!」という
観念が入ると、それが
「自分の正しさ・(自分の中の)真実」として
固まっちゃうわけ。
すると、それが単なる〈価値観〉じゃなくなって
〈価値判断〉となり、
ジャッジメントが入ることになる。
だから、完全イコールじゃなく、
“ほぼ”が付く。
ただ単に「価値観が違う」ということを、
「あぁ、私たち価値観が違うのね。」で
本来は終わる話なのよ。
それを正しいとか間違ってるといった
モノサシから見ちゃうから、
【正しさの主張合戦】が始まっちゃうわけ。
![](https://yuka8.com/wp-content/uploads/2019/02/1278592-1024x1024.jpg)
![](https://yuka8.com/wp-content/uploads/2019/02/1201255-1024x1024.jpg)
だから、そこに「正しいか間違っているか」
という二元の話しになった瞬間、
【対立】が勃発。その【対立】が
表面化したものが“ケンカ”であり、
その“ケンカ”の表現方法として、
衝突派と無言派がいるの。
ここまでOKかしら?
では振り返りをしたところで、
早速、第3弾へ行ってみよう!!
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シリーズ③ “ケンカ”のキーポイントは〈心の傷〉
今回は「“ケンカ”のキーとなるのは、
自分の中にある〈心の傷〉」について。
なかなか認めたくない部分なんだけど、
ここを認めないと関係性は深まらないよ。
ここを乗り越えてこそ、
新しい関係が生まれる!!
…ということを、信じながら読み進めてね♡
冒頭でお伝えしたように、そもそも
〈お互いの価値観の違い〉というものに対し、
お互いが寛容になれたらいいわけよね。
けれども、寛容になれずに「自分の正しさ」を
主張してしまうから
“ケンカ・対立”に発展してしまう。
そして「自分の正しさ」には、
なんと自分自身の“傷”が存在している。
癒えていない傷がそこにはある。
だからその傷に触れないように守ろうとして、
相手の価値観の違いを
非難・否定することをする。
要するに、相手を“NO”とする。
![](https://yuka8.com/wp-content/uploads/2019/02/650265-1024x768.jpg)
ということで、対立(ケンカ)は
自分の傷が作り出したもの!
その〈心の傷〉というのが
第1弾でお伝えした、
・認められたい
・愛されたい
・信じて欲しい
・優位に立ちたい(勝ちたい)
…など。ここが“傷”と直結している。
〈心の傷〉を認識していない私たち
「自分には、〈心の傷〉なんてものはない!!」
と言いきる人がいる。
もしくは、
「はて?〈心の傷〉とは、何のことかね?」と
自覚していない人もいる。
![](https://yuka8.com/wp-content/uploads/2019/02/940702-1024x768.jpg)
しかし私たちは、少なからずとも、
大なり小なり〈心の傷〉を抱えて生きていて、
「傷がなくてまっさらでーす!」っていう
人は…いない。
自分の心に傷があるなんて、
認めたくないもの。
だから向き合うのは怖いことだし、
“無いもの”にするということで、
心の安心・安定・平穏を保とうとする。
誰にでも大なり小なり傷があると、
なぜ言い切れるのか?
それは誰にでも“親”という存在があり、
その“親”からの価値観を受け継ぎながら
生育する中で、〈自分〉という個と、
親の価値観との間に相違・摩擦が起きたり、
また社会というステージに出た時、
家庭での価値観と他者・社会・世界の
価値観との間に相違・摩擦が起きたりするから。
その摩擦の中で、
「認めてもらえなかった」
「愛されなかった」
「信じてもらえなかった」
「受け容れてもらなかった」
といったような、ガッカリした体験。
敗北感や絶望感など、大小関わらず感じている。
また人間関係においてだけではない。
例えば事件・事故・病気などといった
予想外の出来事と出会したことによって、
傷つくってことも当然ある。
![](https://yuka8.com/wp-content/uploads/2019/01/939331-1024x768.jpg)
けれども、教育や大人からの教えの中で、
「泣くな!」
「強くなれ!」
「我慢しろ!」
「弱音を吐くな!」
と言われてしまうから、傷ついたことを
“無かったもの”のように扱う手段をとってきた。
それが一番手っ取り早かったし、
その方法しか知らない。
だって、上から(大人から)そうやって
押し付けられるんだもの。
それが正解だって思っちゃうよね。
![](https://yuka8.com/wp-content/uploads/2019/02/697002-1024x768.jpg)
そして、いつしかそれが
当たり前のようになるし、
泣く自分、弱い自分、我慢できない自分を
〈ダメ人間〉と位置づけ、
感じていることを封印して走り続ける…
ということを、ずーっとやってきてるのだ。
〈心の傷〉を自分で認めてスタート地点
ズバリ、対立・ケンカする相手というのは、
自分の〈心の傷〉を触発する、
脅かすような存在。
![](https://yuka8.com/wp-content/uploads/2019/02/875911-1024x768.jpg)
自分の〈心の傷〉に触れてくるから、
自分の中で「危険です!!」というサイレンが
鳴り響き、とっさに反応する。
そして「自分の正しさ」を盾としながら、
理論武装したり、
衝突派でケンカをふっかけたり、
無言を貫き通して拒絶したり。
要するに、逃げるか、戦うか…?の
戦闘モードになる。
![](https://yuka8.com/wp-content/uploads/2019/02/859234-1024x768.jpg)
![](https://yuka8.com/wp-content/uploads/2019/02/1077376-1024x768.jpg)
あまりにも一瞬の反応すぎて、
自分でもなかなか意識できないくらいの
スピードでそれは起こる。
だから、「気づいたらケンカになっていた…」
ということになるし、冒頭でお伝えしたような
「こんなこと、したいわけじゃないのに…」、
「本当は仲良くしたいのに…」ということを、
後々になって思ったりするわけだ。
対立やケンカを、〈関係性を深める〉ための
ステップや過程とするには、
やはりトレーニングが必要なんだよね。
そのはじめの一歩としては、
自動的に鳴り響くサイレンを自分で止めること。
![](https://yuka8.com/wp-content/uploads/2019/02/893662-1024x768.jpg)
そのサイレンを自分で止める方法は、
またシリーズ後半戦で書くね!
前半戦はここで終了!
さて、いよいよ次回は、
【実践!〈対立〉が起きた時にどうする!?】
についてだよ。
Written by まついゆか
自分の〈心の傷〉を発見して癒やす。
そして、関係性を新しくしていくお手伝いをします!
![](https://yuka8.com/wp-content/uploads/2019/01/1045639-1024x768.jpg)
https://yuka8.com/blog/fight3https://yuka8.com/wp-content/uploads/2019/02/645295-1024x768.jpghttps://yuka8.com/wp-content/uploads/2019/02/645295-150x150.jpg結|Relationship綴|Blogこれまでのシリーズはコチラから↓シリーズ①:“ケンカ”が勃発するワケシリーズ②:“ケンカ”の表現方法 さてさて、シリーズ③は【“ケンカ”のキーポイントは〈心の傷〉】 “ケンカ”って気力・体力を使うからお互いにとても疲れるし、無言派は無言派で、不完全燃焼なモヤモヤがずーーっと続く。当然お互いが嫌な気分になるわよね。(“無言派”についてはシリーズ②をチェック) “ケンカ”した後って、「こんなこと、したいわけじゃないのに…」とか、「本当は仲良くしたいのに…」とか思いません? ということは、〈“ケンカ”という手段〉を取りたいわけではなく、 本当は別の方法で相手と仲良くなれたらベスト!!! ってことよね。第1弾でお伝えしたように、“ケンカ”というのは〈自分の正しさを主張しあった対立〉だから、まずは“自分の正しさ”ってものが、そこには存在している。 じゃ、その“自分の正しさ”というのは何かというと… 〈自分の価値観〉と“ほぼ”イコールね。 この“ほぼ”ってところがミソ。 〈自分の価値観〉は自分が生きてきた中で身についた物事に対する見方や解釈。そこに「私の価値観が正しい!」という観念が入ると、それが「自分の正しさ・(自分の中の)真実」として固まっちゃうわけ。すると、それが単なる〈価値観〉じゃなくなって〈価値判断〉となり、ジャッジメントが入ることになる。だから、完全イコールじゃなく、“ほぼ”が付く。 ただ単に「価値観が違う」ということを、「あぁ、私たち価値観が違うのね。」で本来は終わる話なのよ。それを正しいとか間違ってるといったモノサシから見ちゃうから、【正しさの主張合戦】が始まっちゃうわけ。 だから、そこに「正しいか間違っているか」という二元の話しになった瞬間、【対立】が勃発。その【対立】が表面化したものが“ケンカ”であり、その“ケンカ”の表現方法として、衝突派と無言派がいるの。ここまでOKかしら? では振り返りをしたところで、早速、第3弾へ行ってみよう!! シリーズ③ “ケンカ”のキーポイントは〈心の傷〉 今回は「“ケンカ”のキーとなるのは、自分の中にある〈心の傷〉」について。なかなか認めたくない部分なんだけど、ここを認めないと関係性は深まらないよ。ここを乗り越えてこそ、新しい関係が生まれる!!…ということを、信じながら読み進めてね♡ 冒頭でお伝えしたように、そもそも〈お互いの価値観の違い〉というものに対し、お互いが寛容になれたらいいわけよね。けれども、寛容になれずに「自分の正しさ」を主張してしまうから“ケンカ・対立”に発展してしまう。 そして「自分の正しさ」には、なんと自分自身の“傷”が存在している。癒えていない傷がそこにはある。だからその傷に触れないように守ろうとして、相手の価値観の違いを非難・否定することをする。要するに、相手を“NO”とする。 ということで、対立(ケンカ)は自分の傷が作り出したもの! その〈心の傷〉というのが第1弾でお伝えした、・認められたい・愛されたい・信じて欲しい・優位に立ちたい(勝ちたい)…など。ここが“傷”と直結している。 〈心の傷〉を認識していない私たち 「自分には、〈心の傷〉なんてものはない!!」と言いきる人がいる。もしくは、「はて?〈心の傷〉とは、何のことかね?」と自覚していない人もいる。 しかし私たちは、少なからずとも、大なり小なり〈心の傷〉を抱えて生きていて、「傷がなくてまっさらでーす!」っていう人は…いない。自分の心に傷があるなんて、認めたくないもの。だから向き合うのは怖いことだし、“無いもの”にするということで、心の安心・安定・平穏を保とうとする。 誰にでも大なり小なり傷があると、なぜ言い切れるのか? それは誰にでも“親”という存在があり、その“親”からの価値観を受け継ぎながら生育する中で、〈自分〉という個と、親の価値観との間に相違・摩擦が起きたり、また社会というステージに出た時、家庭での価値観と他者・社会・世界の価値観との間に相違・摩擦が起きたりするから。 その摩擦の中で、「認めてもらえなかった」「愛されなかった」「信じてもらえなかった」「受け容れてもらなかった」といったような、ガッカリした体験。敗北感や絶望感など、大小関わらず感じている。また人間関係においてだけではない。例えば事件・事故・病気などといった予想外の出来事と出会したことによって、傷つくってことも当然ある。 けれども、教育や大人からの教えの中で、「泣くな!」「強くなれ!」「我慢しろ!」「弱音を吐くな!」と言われてしまうから、傷ついたことを“無かったもの”のように扱う手段をとってきた。それが一番手っ取り早かったし、その方法しか知らない。だって、上から(大人から)そうやって押し付けられるんだもの。それが正解だって思っちゃうよね。 そして、いつしかそれが当たり前のようになるし、泣く自分、弱い自分、我慢できない自分を〈ダメ人間〉と位置づけ、感じていることを封印して走り続ける…ということを、ずーっとやってきてるのだ。 〈心の傷〉を自分で認めてスタート地点 ズバリ、対立・ケンカする相手というのは、自分の〈心の傷〉を触発する、脅かすような存在。 自分の〈心の傷〉に触れてくるから、自分の中で「危険です!!」というサイレンが鳴り響き、とっさに反応する。そして「自分の正しさ」を盾としながら、理論武装したり、衝突派でケンカをふっかけたり、無言を貫き通して拒絶したり。要するに、逃げるか、戦うか…?の戦闘モードになる。 あまりにも一瞬の反応すぎて、自分でもなかなか意識できないくらいのスピードでそれは起こる。だから、「気づいたらケンカになっていた…」ということになるし、冒頭でお伝えしたような「こんなこと、したいわけじゃないのに…」、「本当は仲良くしたいのに…」ということを、後々になって思ったりするわけだ。 対立やケンカを、〈関係性を深める〉ためのステップや過程とするには、やはりトレーニングが必要なんだよね。そのはじめの一歩としては、自動的に鳴り響くサイレンを自分で止めること。 そのサイレンを自分で止める方法は、またシリーズ後半戦で書くね!前半戦はここで終了! さて、いよいよ次回は、【実践!〈対立〉が起きた時にどうする!?】についてだよ。 Written by まついゆか 自分の〈心の傷〉を発見して癒やす。そして、関係性を新しくしていくお手伝いをします! ♡個人セッションお申込♡まつい ゆかゆか まついinfo@ring-link.jpAdministratorただ、ワタシを生きる
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